この度、10月31日に初日舞台挨拶が行われ、主演・吉永小百合、佐藤浩市、天海祐希、のん、木村文乃、若葉竜也、工藤阿須加、茅島みずき、阪本順治監督が登壇した。

吉永は「雨の中、皆様にご来場いただきとても嬉しく思います、ありがとうございます。私は本作で124本目の映画になりますが、昔はこのような初日の舞台挨拶などはなかったので、こういう形で舞台に上がらせていただいて、胸がドキドキしています。準備から3年くらいかかった作品がやっと皆様のお目にかかるのがとても嬉しいことですし、今日はじっくりとこの映画を楽しんでいただけましたらと思います。」とあいさつ。

続く佐藤は「本日はありがとうございます。渡辺謙さんには申し訳ないんですけど、昨日阪神が負けたことで、皆さんあまり後ろ髪惹かれることなく劇場に来れたんじゃないかなと思っております。よろしくお願いいたします。」と、昨日行われたSMBC日本シリーズ第5戦で阪神をソフトバンクが延長戦の末打ち破り、5年ぶり12度目の日本一に輝いたことに触れ、会場を沸かせた。

天海は「偉大な女性を、偉大な女性が演じた映画が今日公開になりました。たくさんの方に観ていただけたら幸せです。そして勇気と、みんな一人で生きていない、ということを感じられるすごく素敵な映画です。たくさんの方に、ご家族の方に、ご夫婦に観ていただけたらいいなと思います。悦子さんが純子さんを大事に思う眼差しで見ていたのと同じように、私も撮影中、吉永さんという憧れの人を見る眼差しを撮ってもらえた映画になっております。是非たくさんの方に観ていただけたらいいなと思っております。」と吉永への変わらぬ思いを語った。

のんは「この日を迎えられて本当に嬉しいです。この作品に参加することが決まって本当にうれしくて、家の中で飛び上がって喜んでしまうほど大興奮だったのですが、撮影を終えてこうやって皆さんに観てもらえると思うとすごくワクワクします。吉永さんと田部井さんが重なって、お二人のパワーが膨れ上がっている映画で、観ると人生が豊かになる映画だと思います。じっくりご覧ください」と、本作への出演が決まった時の喜びを振り返った。

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