この度、11月3日にTOHOシネマズ 日比谷にて第38回東京国際映画祭 アジアン・プレミアが実施された。 上映を待ちわびる多くの観客が集まった会場に、本作でメガホンを取ったHIKARI監督をはじめ、柄本明、ゴーマン シャノン 眞陽、真飛聖、森田望智、篠﨑しの、木村文ら、本作を彩る個性豊かな豪華キャスト陣が登壇した。

トークセッションでは、まず、オール日本ロケを敢行し、ここ東京で本作を初上映する心境について、HIKARI監督は「ここまで本当に長かったです。撮影から1年以上たって上映できることを嬉しく思いますし、日本での上映が楽しみです」と感慨深げに語った。 続いて、主演のブレンダン・フレイザーとの共演について、日本を代表する老名優の喜久雄役を務めた柄本は、「ブレンダンは大きい人ですが、クジラくらい大きいわけではないです(笑)。体だけではなくて奥行きがあるお芝居をする。演技も人柄も素晴らしく、誰に対しても変わらない方で、一緒にお芝居ができることが光栄でした」とユーモアを込めつつブレンダンの人柄について語った。受験のために雇われたフィリップを本当の父親と信じていく美亜を演じたゴーマン シャノン 眞陽も、「とっても楽しかったです。待ち時間に一緒におやつを食べたりふざけあったりしました。でも撮影の時間になるとブレンダンはフィリップになりきっていて、本当に色々な体験ができた撮影でした」と振り返った。

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