
「東京コミコン」初参加となるピルウ・アスベック氏は、マッツ氏と同じデンマーク出身の俳優。
ミステリードラマ『THE KILLING/キリング』や『コペンハーゲン/首相の決断』など、故郷デンマークの作品に多数出演しているほか、日本でも人気の海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』では、鉄諸島を支配する冷酷な海賊ユーロン・グレイジョイを演じ話題。
ドラマだけでなく映画界でも活躍しており、日本のSF漫画「攻殻機動隊」が原作のスカーレット・ヨハンソン氏主演作『ゴースト・イン・ザ・シェル』やDC映画『アクアマン/失われた王国』への出演、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のデンマーク版ではマリオの声を務めるなど、幅広いジャンルの作品でその才能を発揮。2011年にはベルリン国際映画祭でシューティング・スター賞を受賞している。

1988年、中学3年生のときにドラマ『3年B組金八先生』のオーディションに合格し俳優としてのキャリアを開始した浅野忠信氏は、その後も国内作品で着実にキャリアを重ね、1990年に『バタアシ金魚』で銀幕デビュー。
1990年代後半からは活動の場を海外にも広げ、マーベル・シネマティック・ユニバース映画『マイティ・ソー』シリーズや、第3弾の製作も決定している『モータルコンバット』シリーズ(来年公開の第2弾では今回のコミコンのゲストであるカール・アーバン氏と共演)など、ハリウッド作品に多数出演。
2021年公開の映画『MINAMATA-ミナマタ-』では、同じくコミコンに参加するジョニー・デップ氏と共演。浅野氏の演技は国内外から高い評価を受けており、2010年には第33回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。さらに、近年では真田広之氏主演/プロデュースのドラマ『SHOGUN 将軍』での演技により、第76回エミー賞助演男優賞にノミネート、第82回ゴールデングローブ賞テレビドラマ部門助演男優賞では日本人として初受賞を果たしました。
受賞スピーチでは「たぶん、私のことをご存じないでしょう。日本の俳優です。浅野忠信と申します。ワオ!」とユーモアを交えて喜びを表現し、大きな話題となった。2019年に「東京コミコン」の“アンバサダー”としてイベントを盛り上げた浅野氏ですが、今回はセレブとしての参加となる。