変わらぬ抜群のコンビネーションを見せたエリヴォとグランデの「ワット・イズ・ディス・フィーリング?」をはじめ、「実はフィエロを演じたかった」というファニー役のボーウェン・ヤンほか、ボック役のイーサン・スレイターとネッサローズ役のマリッサ・ボーディがフィエロの衣装をまとって登場し、コミカルながらも息の合った歌とダンスを披露し、会場を大いに沸かせる場面も。ミュージカルナンバーにはヨーとゴールドブラムも参加し、会場を沸かせた。

そして、この夜一番の興奮と感動を巻き起こしたのは、エリヴォが高らかに歌い上げた「ディファイング・グラヴィティ」と、エリヴォとグランデによる「フォー・グッド」。お互いに寄り添い合いながら、固い友情を感じさせる圧巻のデュエットを披露し、歌唱後、熱いハグを交わすふたりの姿に、会場は温かい感動に包まれた。
