15年間も中⾝が⼊れ替わった性別の違うキャラクターに挑んだわけだが、髙橋は「撮影が終わるまでは、果たして⾃分のアプローチは合ってるのかと怖かった。だから芳根ちゃんの表情を⾒て引き出せたと思ったら⾃分的には合格にしました。そんな感覚を信じて演じていました」と回想。芳根は喫茶店・異邦⼈シーンのリハが印象的だったと⾔い「この物語は外⾒ではなく中⾝の話だと気づいた。陸とまなみ、それぞれの⼼を追求すれば良いんだと辿り着くことが出来た。それを(⾃分の中に)持っていれば仕草は後から付いてくるのではないかと…。あの時のリハーサルは⼤きかった」と振り返った。

そんな喫茶店・異邦⼈の撮影について芳根は「⼀⽇の撮影分量も多くて、基本的に⼆⼈芝居で年齢も時代を越えなければいけないので、撮影⽇が近づくにつれて『来る!異邦⼈が来る!』という印象でした。(笑)しかも異邦⼈撮影予定⽇に台⾵の影響でスケジュールが変更になりそうになって、初めてマネジャーさんに『それだと無理かもしれない!』と泣きついたくらい追い込まれていました」と思い出し笑い。髙橋も「仕草⼀つとっても集中しなければ隙が⽣まれる空間でバランスが難しかった。⼒を⼊れ過ぎるとやり過ぎだし、抜きすぎると残せない気がして。思い出しただけでもゾクゾクする…」と⾒どころ場⾯に挙げていた。

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