この度、11月10日に外国特派員協会記者会見が行われ、飯塚花笑監督と主演の中川未悠が登壇した。

会場には大勢の外国人記者が来場。この日集まった記者は、渋谷区のパートナーシップ制度導入をはじめとした、日本のLGBTQ+コミュニティについての関心も高いようで、ふたりにはそうした社会的な質問も多く寄せられた。そんな中で、日本のLGBTQ+コミュニティについて今後オープンになっていくとおもいますか?という質問が上がると、飯塚監督は「昨今、メディアの中で性的少数者の存在が取り上げられる機会が増えてきましたが、その一方でバッシングや、バックラッシュ(揺り戻し)的な動きがあるというのも事実です。そういった中で、これはいち個人としての願いになりますが、わたしたちはエンターテインメントの分野に関わっている人間なので。非常に肯定的に、それはそのいい部分だけを描くのではなく、問題提起もしていくべきなんじゃないかなと捉えています」と現状認識について返答。
そして「テレビでもLGBTQ+という言葉であったり、多様性という言葉をよく耳をするようになりました」と語る中川も、「わたし自身、友人や家族から『テレビでこういう特集をやってたよ』とか。LGBTQ+の人たちを特集する番組について聞く機会も増えているので。どんどん進んでいると感じます」と語る。

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