キャスト陣の和気あいあいの様子に行定監督は「映画の80%はキャスティングで決まる。これは上手くいったなと思った。このキャストが集まらなかったらこの映画にはならなかったと思う。特に本作は皆さんが演じてくれたことで一人一人のキャラが豊かになって、グッとくる場面が沢山ありました」と自信。『世界の中心で、愛をさけぶ』から約20年、行定監督は「もう一度ラブストーリーに挑んでみるのは僕にとっても思い入れが強く、撮影させていただきました。人を想う気持ちが届くことを期待しています」と述べた。そんな行定監督とのコラボレーションに福士は「有意義な時間でした」としみじみし、福原も「撮影前に沢山お話をさせていただいたので、安心して撮影ができました」と感謝した。

作品の内容にちなんで「まだ言っていない秘密カミングアウト」企画を実施。福士は「秘密?僕はこの映画のPRキャンペーンで秘密を聞かれ過ぎてなくなりそう!」と苦笑いも「秘密というか勘違いですが、氷魚くんの事をずっと年上だと思っていました。落ち着きがメチャクチャあるから。でも実は一個下だった」と驚いていた。福原は「小学校の時にランドセルを背負わないまま登校したことがあります。だいぶヤバい」と天然すぎるエピソード披露。福士が「え?どういう事!?」と理解が追い付かないと「30分くらい学校までみんなで登校して、教室で準備しようと思ったら『あれ?ランドセル背負ってない!』と気付いてダッシュで家に帰りました」と詳細説明。しかし、聞けば聞くほど全員がポカン状態で、福原は「ウフフフ。そんな事もあったなあと。初出しでございます」と無邪気な様子を見せていた。
宮沢は「銭湯で誰もいないと歌っちゃう。反響がライブ会場みたいで。人が来たら何事もなかったかのような顔をする」と密かな楽しみを暴露。英語勉強中の石井は撮影中に福士からおススメの英語本を紹介されて購入したというも、「でも届いてから半年…まだ読んでいません!今福士さんの顔を見て『ヤバい!』と思いました」と反省。宮近は中学時代に友人からシャーペンの芯を1本貰ったそうだが「実際は5本いった!その人は1本だと思っているので、これで知って落ち込むと思う。シャーペンの芯のようにポキッと折れてしまうはず」と冗談交じりで明かし、福士から「シャー芯4本買って返した方がいいんじゃない!?」とアドバイスを受けると「スケジュールが許す限り、4本買ってその人に渡したい」と謎の意気込みを見せていた。
