その後実施された舞台挨拶では、ニュージーランドロケの思い出話も飛び出した。福士は「景色が壮大で、テカポ湖は波がなくて静かだけれど近くで見ると迫力があって、静けさと壮大さが両立していた。そして周りの風景は見渡す限り綺麗な山たちがあって、それも素敵でした」と思い出し、福原も「本当に景色が綺麗で、見ていて癒されました。緑が生い茂り動物も多くて羊がとにかく可愛くて。天気によって空の表情も違っていて、夕方になるとピンクで早朝はエメラルドグリーン。本当に綺麗で食べ物も美味しくて楽しみました」とすっかりお気に入りだった。

宮沢は楽曲「楓」について「本編では4回流れるけれど、歌い手とシチュエーションが違うと、何100回も聴いているはずなのに、初めて感じるものがありました」と述べると、石井も「本作を通して楽曲の深みが増しました。映画を観る前と観た後とでは感じ方が違うはず」と予告。これに福士も「本作を通して『楓』を聴くと感想や感覚が変わります。皆さんが本作を通してどう聴いたのか、感想が気になります」と興味津々。宮近は「この映画は主演のお二人が紡ぐラブストーリーと聞いていたけれど、『楓』を含めて3人になった!二人の物語を追っていたはずなのに、『楓』という音楽に感情を乗っ取られて…不思議だった。映画を観れば、僕のこの言葉の意味がわかります!」と呼び掛けていた。
