そんな宮近に石井からのこんなタレコミがあった。「宮近さんと私は撮影日数が少ないのに、打ち上げの際に撮影の思い出を話す流れになったら、2日間の撮影だった宮近さんは『人生で一番楽しい作品でした!』とみんなの前で仰っていました!」と大爆笑。当の宮近は「今のお話しを聞いて少しばかり言葉に責任を持たなければ…と今思いました」と赤面も「でも本当にそう感じられた。一番グッと来た作品です。…同率一位はありますが」と調子よく答えて笑いを取っていた。

最後に主演の福原は「本作には切なさが沢山ありますが、別れや喪失からどう立ち上がってどう前に進んでいくのか。本作が皆さんの背中を押せるような作品になっていたら嬉しいです。秘密が沢山隠されているので二度三度楽しんで欲しいです」と期待。福士は「本作は人間の心の底をつついた作品です。素敵な恋愛物語である一方、人間の姿を美化せずリアルに映し出しています。少しずつ心と心、点と点が繋がって物語が終結した時に『楓』という曲が僕にはレクイエムのように感じました。僕が好きなシーンは外来語禁止ゲームをする場面です。そこになぜ注目するのか?その意味も含めて考えて楽しんでいただければ幸いです」と呼び掛け、会場からは大きな拍手が送られた。

1 2 3 4 5

6

7

RELATED

PAGE TOP