この度、11月29日に公開記念舞台挨拶がTOHOシネマズ シャンテにて⾏われ、本作で朗読を担当した⽥中泯と、⼤森健⽣監督が登壇した。

上映後の静かな余韻に包まれている会場に向けて、「なるべく皆さんのこの余韻と時間を邪魔しないように。短い時間ですがよろしくお願いします」とあいさつした⼤森監督。

舞台あいさつ冒頭では、本作のベースとなったNHK スペシャル「Last Days 坂本⿓⼀ 最期の⽇々」が、世界の優れたテレビ番組を表彰する国際コンクールである「国際エミー賞」を受賞したことを受け、ふたりに花束が贈られた。授賞式が⾏われたニューヨークに⾏っていたという⼤森監督は「坂本さんは、“世界の坂本さん”と語られているかと思いますが、本当にその通りなんだなと実感する授賞式でした。⽣き⽅が⾳楽以上に⼈の⼼を掴み、震わせ、動かしていたんだなと感じました」と現地での作品の反応を振り返る。

また⽣前、坂本と交流があったという⽥中は「ちょうどYMOが世界を回り始めたのと同じくらいの時期に僕も世界中を回り始め、それから2000年代に⼊るまで毎年8カ⽉ぐらいは⽇本以外で踊っていましたが、どこへ⾏ってもリュウイチ・サカモトの名前は知られていました。本当に驚くべき浸透⼒というか、⾳楽の⼒だと思います。坂本さんの名前は、クラシックの作曲家と同じくらいに、若い⼈からもずっと知られているんだと思います」と、国も世代も超えて影響を与えてきた坂本さんについて語った。