タモツの弟を演じた三浦は「実際に兄弟のシーンはそんなたくさんあるわけじゃなかったんですけど、直前に監督から、兄弟の過去について書いたシーン――実際に撮ってはいないけど、そういうシーンを監督が書いたものを渡してもらって、学⽣時代の2⼈や、この兄弟の関係値のバックボーンがすごい⾒えて、これまで経験したことがなかったので、すごくやりやすくて、助かりました」と明かす。

中島は、サチの依頼⼈となる東海林役を演じ、モラハラ気味の夫というキャラクターで強烈な存在感を放っているが、演じてみて「楽しかったですよ」とニヤリ。「東海林オンステージみたいな感じで(笑)、ひとりでバーっと弁護⼠さんに、いかに⾃分は被害者かっていうのをパフォーマンスするシーンだったので、舞台に⽴ったつもりでやっていました。(東海林が)⾔っていることは『⼥としてのレベルが低い』とかですけど…(苦笑)、それをいかに届けるか?みたいなのは、楽しかったですね」と語りつつ「別に僕がそういう⼈間だからじゃないですよ!俳優の⽣理として、ああやって⾒せる芝居みたいのは、やってて楽しかったですね」と慌てて付け加え、会場は笑いに包まれる。

岸井は、中島とのシーンについて「こういうこと⾔う⼈っているんだ…って思った」と素直な気持ちを⼝にし、天野監督は「中島さんが、⾐装合わせで⾃ら変な⾐装を選んでくれました」と中島のセンスを絶賛!セカンドバッグを⼿にして、⽩いベルトにTシャツという出で⽴ちが、東海林のイメージをさらに際⽴たせているが中島は「⾃分の中のイメージで、ああいうことを⾔う⼈を体現できたなって思っています!」と楽しそうに語ってくれた。