さていよいよ12月を迎え、クリスマスシーズンも間近となっているということで、ふたりには「理想のクリスマス」について質問することに。

まずは福原が「私は食べることが好きなので、クリスマスマーケットとかに行って、シチューとか、あったかいご飯を思う存分食べたいです。イルミネーションとか見ながら、食も楽しむというのが楽しそうだなと思います」と語ると、その内容に十明も激しく同意しているようで、「私も食べている時間が一番幸せなので。私もクリスマスマーケット行きたい欲が今すごい爆上がりしました」と笑いながら語った。

続く福士は“妄想”のデートプランを提唱。「2人とも仕事をしていて。カップル同士で『じゃあ夜6時半に待ち合わせね』なんて言って、お互い朝からソワソワするわけですよ。で、男性がちょっと仕事で遅れちゃう。先輩に言われて『あ、はい、やります!』なんて言いながら終わらせて。急いで退勤して、そこで走るシーンがあります!」と詳細な情景描写でそのシチュエーションを説明する福士に、会場は大笑い。

そんな“妄想”はさらに続く。「でも、走って間に合うんです。それでイルミネーションの前で彼女が待っていて、白い息で『ごめん、待った?』『ううん、大丈夫だよ』って返してくれる。手を繋いで『レストラン行こっか』と。忙しい中、時計を気にしながら待つ時間も楽しいよね、みたいな」と身振り手振りでその状況を説明し、会場を大いに沸かせた。

そんな福士の“妄想”に対して、ストーリーテラーである行定監督も黙ってはいない。「クリスマスツリーの前には彼女が居ないんじゃない?居ないと思って振り返ったら実は居たとか、雨を降らしてみたり?」等々、福士の“妄想”をどんどん肉付けしてみせながらも、「どっちにしてもベタですけどね」と笑ってみせると、会場はほのぼのとした笑いに包まれた。

そんな大盛り上がりのイベントもいよいよ終盤。最後のコメントを求められた福原は「公開まであと少しということで、私もドキドキワクワクしています。この『楓』という作品は、1回目と2回目を観た後で全然違う想いになると思うんです。何度も楽しんでいただける作品になっていると思うので、ぜひ何度も大切な人と一緒に観に来ていただいて、この作品をたくさん愛していただけたら嬉しいです。本当にこの冬にぴったりの、観終わった後、大切な人をもっと大事にしたくなるような、温かい作品になっているので、皆さんにたくさん広めていただけたら嬉しいです。公開を楽しみにしていてください」とメッセージ。

続く福士も「本日はクリスマスも近づいてきたということで十明さんの歌も聴かせていただいてすごく大満足でした。『楓』という映画は、観終わった後に心に温かさが残るような作品になっています。この寒い冬、心を温かくするために劇場へ足を運んでくれたら嬉しいなと思います。本当にホリデーシーズンにぴったりな映画なので、ぜひ劇場でまたご覧ください」と会場に呼びかけた。

1 2 3 4 5

6

7

RELATED

PAGE TOP