この度、本作に出演する市川染五郎、荒木飛羽、山中柔太朗、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫ら6名のインタビューを収めた特別映像を解禁!

解禁された映像では、本作で現代劇ドラマ初出演を果たした市川染五郎をはじめ、荒木飛羽、山中柔太朗、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫ら若手俳優6名が、それぞれの役に込めた想いや撮影秘話を語っている。市川染五郎は、西島秀俊扮する主人公・榊史朗の息子、榊至役を務め、5名の美少年たちは、”色彩の魔術師”と呼ばれる世界的アーティスト・一之瀬留美(宮沢りえ)に芸術的才能を見出された少年たちを演じた。
冒頭、厳粛な空気が漂う暗闇の中、スポットライトに照らされた椅子に静かに腰かける6名の若き俳優たち。「至は、自分の才能や父親から受け継いだもの、受け継いでいないもので悩んでいる。真っ直ぐでありながら若者らしい葛藤も抱えている人物」と役柄への印象を語る市川染五郎。共演した同世代俳優たちの役作りについては、「皆さんそれぞれ個性をきっちりと掴んでいて、すごいなと。だからこそ至が少年たちの中でどう在ればいいのか、自然と掴めた」と心境を明かしている。
そんな染五郎と共に、異なる資質と優れた色彩感覚を持つ少年たちを演じた荒木飛羽(白瀬透役)、山中柔太朗(赤羽輝役)、黒崎煌代(石岡翔役)、松本怜生(深沢蒼役)、秋谷郁甫(黒岩大役)らも、キャラクターの魅力や役柄との共通点、演技へのこだわりについて語る。キャストの中で最年少の荒木飛羽、明るくムードメーカー的存在の黒崎、作中で激しいダンスに挑戦した山中、最年長として温かく現場を見守った松本、そして役柄と深く共鳴したという秋谷ーー。
それぞれの印象的なシーンやメイキング映像を交えながら、本作に懸ける熱い想いが映し出されています。「彼らは芸術界のライバル、我々は俳優界で切磋琢磨していくライバル」(黒崎煌代)と自分たちの関係を作中の少年たちと重ね合わせながら、「6人で『こういうキャラだからこうした方がいいんじゃない』と話すこともあった」(山中柔太朗)、「オフ台詞はほとんどアドリブだったけど阿吽の呼吸でわかる」(松本怜生)と、自然な演技を引き出す演出にチームワークで応えた思い出を語る一幕も垣間見られる。
映像後半では、本作のタイトルでもある”人間標本”の撮影シーンや、西島秀俊、宮沢りえとの共演秘話も収録。「標本になることは今後ないと思うので貴重な体験」(荒木飛羽)、「『人間標本』というおぞましい作品をアートに昇華されたことを体現できた」(秋谷郁甫)と、冬空の下、体当たりで挑んだ”人間標本”制作の裏側を語る。
「グロテスクだけど美しく魅せてしまう、湊さんの独特な世界観と皆さんの繊細な演技。とてもスケールが大きい作品なので、どちらも感じていただきたい」と自信を覗かせる市川染五郎。名匠・廣木監督のもと、美術監修・清川あさみが手掛ける美しくも残酷な”禁断の世界”への期待がいっそう高まる内容となっている。
特別インタビュー映像<第二弾>はこちら https://youtu.be/lD1U86h8_1E