そしてTAKUYA∞は、毎年⾛っているというフルマラソンになぞらえて「フルマラソンって、42.195km 先のことを考えて⾛るとすごくつらいし、ゴールが⾒えない。いい加減な⾛り⽅をすると、20km30km くらい⾛ると、地獄みたいに⾟くなるんです。
42.195km をしっかりきれいに⾛り切ろうと思うと、今、踏み出す⼀歩をどれだけきれいに着地させるか、の連続で。⼀歩⼀歩を着実に、が⼤事なんです。⾃分の⼈⽣ってそんなものな気がしている」と語ると、「次のライブをしっかりやって、その次の⽇のライブはさらにいいライブにして。そのあとのライブを最⾼のライブにして。という感じで最⾼の2026年をつくろうと思っています」と⼒説。
さらにバンドの未来について「今でも本当に信じられないくらいたくさんの皆さんに⽀えられていますけど、もっともっとファンの⼈たちに誇りに思ってもらえるような、もっとたくさんの⼈に愛されている姿を皆さんに⾒せたい」と前置きすると、「でもそのボールを打つために、⾃分たちのフォームを変えてボールを打ちに⾏くようなことせずに、常に⾃分たちの⼀番得意なスイング、⼀番振りたい振り⽅でマン振り(フルスイング)していたら、いつかド真ん中に球が来て、それが当たってホームランを打つ。それがひょっとしたら10年後かもしれないし、来年かもしれない。とにかくマン振りで、みんなを喜ばせられる時間がいつか来ると思ってます。それぐらい体⼒があるんで。それが2026年だったらいい」と宣⾔する。
そして最後にTAKUYA∞は「僕もまだ映画を観ることができていないけど、東京ドーム公演はしっかりと未来につながるようなものでしたし、オーストラリアでも、その未来につながるようなメンバーとの会話、演奏をしてきたので、すごくいいものになってるんじゃないかなと楽しみにしています。皆さんにもUVERworld のこれからを楽しみにしてもらえるような映画になったらいいなと思っています」と締めくくり、全国のファンに感謝の思いを述べ、舞台挨拶は温かいムードで幕を閉じた。