この度、ブレンダン・フレイザーとHIKARI監督のインタビューを収録した特別映像が公開。

映像の冒頭では、ブレンダンが「東京では何でも借りられる。家族代行も例外じゃない」と語り、彼が演じるフィリップが“レンタル新郎”として結婚式に参列する本編シーンが映し出される。HIKARI監督は、“レンタル家族”というサービスについて「大都会の東京で孤独を感じたら、友人や両親や兄弟や恋人などレンタルすることができる」と説明。これに続けてブレンダンは「常識では理解しにくい関係だが、偏見を取り払って眺めてみると深い意味が見えてくる」と語り、サービスが抱える複雑さと奥行きを示唆する。

本作の主人公はアメリカ人男性。長年日本で暮らす売れない俳優で、ある日「レンタル・ファミリー」会社にスカウトされることから物語は動き出す。映像の後半では、“外国人の父親”役として親子関係を築くこととなる美亜(ゴーマン シャノン 眞陽)や、かつての大物俳優・喜久雄(柄本明)との出会いが、フィリップの運命を大きく変えることとなる。ブレンダンは「異国の地で生きる主人公が、やっと居場所を見つける物語」と語り、監督は「フィリップは無意識に人との絆を求めていた。あらゆる出会いが彼の人生を彩っていく」と主人公の心情を読み解く。映像の最後でブレンダンは、本作について「家族の意味や、自分にとって大切な人は誰かを考えさせてくれる物語だ」とメッセージを送っている。

特別映像<Building A New Family>はこちら https://youtu.be/dlUpF3gOQyE