本イベントは、ドキュメンタリー『THE ORIGIN』の上映直後に行われ、ステージ上には映画を鑑賞したファンから届いた熱い感想コメントが並ぶバックパネルも用意された。本作は冒頭のみドキュメンタリーではなく、いわゆる“モキュメンタリー”として描かれている点も話題。そのオープニングシーンの撮影で印象的だったエピソードについて、大森は「嘘みたいなオープニングだけど、本当のことがずっと起こっていただけ。そこで豊島監督が、“これは、誇張して描いてもいいのでは?”とおっしゃって、やるならものすごいモキュメンタリーを作りましょう、と話して出来たシーンです」と明かした。そして、「冒頭はリアルなスタッフ達なので、彼らの方が緊張していましたね(笑)。結局打ち合わせなどいつもやっていることなので、演出上誇張はしてたけど、ひとつも嘘はなくて。なので、いつも言い慣れてる・言われ慣れてる事のやり取りの場にカメラがいるというのが、ちょっと不思議な時間でしたね」と振り返り、若井は「僕は演技緊張しました!二人は大丈夫そうでしたが(笑)」、と会場の笑いを誘った。

藤澤は「僕は、みんなで並んで車を降りるシーンが冒頭と聞いていたので、一番緊張しました」と撮影の裏側を披露した。そして、実はこのシーンでは、大森が「ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜」、若井が「Harmony」藤澤が「Atlantis」と、過去のライブの衣装を3人が着用しており、大森は「その時の空気感というか、体の感じもあるので、新鮮でした」と回顧すると、藤澤も、「僕は髪色が変わっているので、ちょっと恥ずかしいというか…。自分があの時の自分のコスプレをしているみたいで、ちょっと“照れ”はありましたね」と回答した。さらに、「あなたは初めて、ミセスを知る。」というキャッチコピーにちなみ、撮影開始から『FJORD』のステージで「Variety」を披露するまでの約300日間で、互いに「初めて知った」姿はあったかという問いには、大森が「若井がとっても話すのが上手!」と口火を切ると、若井は「自分の素直な気持ちを話しただけです」とはにかんだ様子で応え、続けて「僕が思ったのは、涼ちゃん(藤澤)が海外に行った時の髪の毛のコンディションの良さ」とユーモアを交えて回答。藤澤も「映画を観て、自分に対して自分はこういう感じなのか、と恥ずかしくなりました(笑)。例えば、『Variety』のタイトルをイタリアのジェラート屋で元貴に聞かれた時の反応が遅いとか(笑)」と明かし、またも会場からは笑い声が上がった。また、バックパネルに寄せられた鑑賞者からの熱い感想コメントにも触れ、「嬉しい!」「こういう風に観てくれて、とてもありがたいね!」とメンバーも興味深そうに視線を走らせ、ファンとの想いの共有を楽しんでいた。