副音声上映に先立ち公開されたインタビュー映像では、その見どころも紹介。涼(福士蒼汰)と日和(石井杏奈)のシーンが映し出されると、行定監督は「ここの涼の表情が好きだという声が多い」と語り、観客の印象に残るワンカットについて言及する。さらに、亜子が乗る“青い車”のシーンでは、スピッツの名曲「青い車」をモチーフにしていることが明かされ、作品全体に散りばめられた楽曲との呼応が語られる。複数回鑑賞したからこそ見えてくるポイントとして挙げられるのが、弟・恵のフリをしている涼が、ふと感情を抑えきれなくなる瞬間だ。行定監督は「顔の表情やその時のリアクションは、観る側の視点によって受け取り方が変わってくる」と語り、伏線が仕掛けられている本作ならではのおすすめポイントを披露した。物語に隠された「秘密」を体験できる副音声上映。最後に福士は「副音声を聴きながら登場人物の“秘密”も味わってほしい、劇場で観てもらえたら嬉しいです」とメッセージを寄せている。物語の“余白”や登場人物の心の揺れを、言葉で辿ることができる副音声上映。映画『楓』の世界を、ぜひ新たな視点で味わってほしい。

副音声上映スタート特別映像はこちら https://youtu.be/cWcJ8Q0RCxs
副音声上映は12月26日から開始予定。スマートフォンアプリ「HELLO!MOVIE」をダウンロードして劇場で開けば、だれでも聴くことが可能。
「HELLO !MOVIE」 https://hellomovie.info/