映画本編の上映が終了し、興奮冷めやらぬ劇場に続いて姿を現したのはもちろん!主人公イーサン(トム・クルーズ)の声を演じた、森川智之!熱気そのままの拍手で迎えられた森川は、スクリーンに映し出された様々な大反響コメントを見ながら「僕のところにも色々な声が届いていて、『感動した』『泣いた』なんてことも聞きます。嬉しいですね。吹替え版と字幕版、ダブルで楽しまれるのもちょっと雰囲気も違っていいですよね」と感慨深げ。

去る5月6日(火・祝)に開催された、トムたち一行が来日した熱狂のジャパンプレミアでトム、翻訳家の戸田奈津子とともにレッドカーペットを歩いた際の写真も投影されると少し照れた様子も見せつつ、『トップガン マーヴェリック』以来3年ぶりの再会、そして完成ほやほやだった本編をトムたちご一行と共に、世界で初めて一般のお客様にお披露目するプレミア上映を鑑賞したとあって、「僕と戸田さんが並んで、その前にトムとマッカリー監督がいらっしゃった。やっぱり(上映中の様子に)注目してしまうんですけど、編集など心中いろいろと悩んだりして上映を迎えているはずで、ここはどうだ!というシーンで2人がグータッチを交わしてましたよ。本当に素敵な経験をさせていただいたなと思います」と森川だからこそ目撃できた貴重な瞬間を明かすと会場も感嘆!続けて「僕は『ミッション:インポッシブル』で吹替えを担当させていただいたのは3作目から。僕がこの映画に出会う前にも2本あって、集大成となるこの作品に積み重ねと歴史を感じて目が潤みました。トムが、もう“映画の神様”のように思えて。皆さんも、どうでした?」と問いかけると共感の波が会場を包む。

上映前にこの場に登壇していた津田健次郎とのアフレコ収録についても話が及ぶと、「一緒にかけあいをできると、やっぱり良いものが仕上がるなと。真横で『イ~サ~~ン!』『パラシュートもないぞ!』って叫ぶのも聞いてました(笑)」と顔がほころび、森川も同時収録を喜び非常に楽しんでいたことが伺えた。
