今回、「ジュラシック」シリーズ新章の吹替に決まったことについて、松本は「『ジュラシック』シリーズは知らない人がいないほど超大作で、今回のお話を聞いたときに「私?」とすぐに理解できませんでした。新章の吹替を担当することになり、身の引き締まる思いでした」と当時の驚きを振り返った。

岩田は「夢のようなお話ですごく嬉しかったです。『ジュラシック』シリーズは本当に幼い頃から観てきたので、この世界に参加できることがとても嬉しいです」と喜びをあらわにした。吉川は「恐竜や爬虫類が好きなので、今回参加できてすごく嬉しいです。これまでアニメーションの吹替をやったことはありましたが、実写は今回が初めてです。アニメーションとの違いや「私でいいのかな」という緊張感もありましたが、超大作に初めて参加できてとてもわくわくしました」と笑顔で回答。長年にわたり声優を務める楠は「『ジュラシック・パーク』が始まったときはまだ声優の仕事は初めていなくてVシネなどに出演していましたが、まさかこの作品に参加できるとは思っていませんでした」とそれぞれに印象を振り返った。

『ジュラシック・パーク』からスタートした「ジュラシック」シリーズは全世界の累計興行収入が9400億円以上の大ヒットシリーズ。そんな長年愛されているシリーズの中で、思い出のエピソードや、過去作で心に残っているキャラクターやシーンについて聞かれると、松本は「『ジュラシック・パーク』を初めて観たのが小学生でした。その時に恐竜がそこに生きていると感じました。当時のワクワクや高揚を思い出します」、岩田は「劇場にはいつも観に行っていました。『パーク』から『ワールド』に変わった時に、ジャイロスフィアに入って恐竜追いかけられるシーンなど、今までになかった演出にさらに圧倒させられました。(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの)メンバーに話したときは驚いていましたが、恐竜役なのかと言われました(笑)」、吉川は「(『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で)島で火山が起きて恐竜を一匹でも多く救おうとするシーンを観て、「私も助けたかった!」とすごく思いました。あのシーンが忘れられないです」、楠は「当時、富山敬さんが吹替を担当していたことが印象に残っています」とそれぞれのエピソードを明かした。

今回は「ジュラシック」シリーズ最大のアクションが盛り込まれ、ゾーラ役のスカーレット・ヨハンソンによる激しいアクションシーンも見どころの本作。ゾーラ役を演じた松本は、アクションの見どころについて「私が印象的だったのはスカーレット・ヨハンソンさんがスライディングする場面です。実は一番体幹が大切で、少しでもバランスが崩れると目立つんです。きっと基礎ができているからこその完璧なスライディングでした。だからこそできるド派手なアクションに、いろいろな努力を感じました」 と熱くコメントし、危険な崖を降りるシーンについては「怖いです!(笑)」と回答したが、同じく崖を降りるシーンのある岩田は「もし実際にお話がきたらやります」と自信を覗かせていた。

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