『ナイスの森2 Funky Forest: The Second Contact（仮題）』は、石井克人、三木俊一郎、伊志嶺一(ANIKI) の3人が監督した『ナイスの森The First Contact』(2005)から20年の時を経て続編の制作が発表されたオムニバス形式のファンタジックなコメディ映画。
本年7月にカナダ・モントリオールで行われた国際的な映画企画市「フロンティア・インターナショナル映画共同制作マーケット」にて数多の企画から選出されるなど、撮影前から期待が高まっている。
この度、キャスト情報が解禁！
解禁となったキャストとして『SHOGUN 将軍』でゴールデン・グローブ賞受賞を受賞した浅野忠信は、前作『ナイスの森The First Contact』に続いての出演。二階堂ふみは、三木俊一郎監督が2011年に発表し、第16回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞受賞した「あさっての森」に続きタッグを組む。『中山教頭の人生テスト』『そういうものに、わたしはなりたい』など主演作が続いている渋川清彦は今回初参加。監督やプロデューサーとしても活躍中の森岡龍も、浅野同様に前作と２作連続の出演だ。 他にも第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門『ルノワール』の主人公鈴木唯も決定。豪華な顔ぶれが揃った。
また昨年の女芸人No.1決定戦「The W 2024」で3位となり一躍注目を集める忠犬立ハチ高や、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の他、舞台や映画、ドラマ、ラジオなど幅広く活躍する俳優の伊勢志摩など、盛岡に縁のあるキャストも顔を揃える。
本作を企画しプロデュースする盛岡在住のアダム・トレルは、『カメラを止めるな！』『侍タイムスリッパー』など邦画のワールドセールスを担当し、日本のインディペンデント映画を世界に発信してきたが、8年前に盛岡を訪れ、その魅力にはまって移住を決意。 その後、石井監督と話す中で、『ナイスの森』の続編を撮影することによって盛岡市の面白さを世界に発信することができるのでは？と製作を持ちかけ、前作を一緒に製作した三木監督、伊志嶺監督も快諾し、2年前からロケハンや脚本作業を進めてきた。そしていよいよ本年11月から盛岡市などで撮影を行い、岩手山の美しい自然や市内に残る歴史的な文化財も登場予定。「10年後、20年後、30年後にも、この作品を見た人が盛岡に来てもらえるように」と意気込んでいる。盛岡の魅力が詰まった、現実と非現実の世界を行き来する、国際的に注目を集める作品になることは間違いない。