NHK夜ドラ「作りたい女と食べたい女」シリーズ、AbemaTVオリジナルドラマ「17.3 about a sex」などの脚本で注目された、新進気鋭の脚本家・山田由梨による初めてのエッセイ。

予約の時点でAmazonベストセラー1位 ※ となり発売前から話題を呼んでいる。著者は29歳でうつと診断され、30歳以降は毎年冬季うつを繰り返すようになった。その体験から感じたこと、休みをとることの難しさと大切さ、元気な夏と元気になれない冬を行き来する心持ちについて、正直に綴った作品。2025年春から夏にかけての全編書き下ろし。
※Amazon売れ筋ランキング 本 劇場・演出・舞台芸術部門 (2025年9月25日調べ)
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あとがき」より一部抜粋
「わたしが全然ダメなときの話、特にうつのことを書くのは、勇気がいることでもあった。なるべく全てうまくいっていると思わせたい気持ちがないわけじゃない。とりつくろいたいし、かっこよくいたい。でもダメなところを書き出して、1つ1つ文章にまとめていくという作業は、自分から少し離れたところにそれを置いて、眺めてみるというような感覚があって、不思議とそれをしているとどれもこれも愛しく、可愛らしいと思えた。」
ぜんぜんダメでパーフェクトなわたしたち
著者:山田由梨
定価:1,760円(本体1,700円+税)
発売日:2025年11月10日(月)
頁数:192頁
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ https://www.kadokawa.co.jp/product/322502001217/
著者主宰の劇団「贅沢貧乏」による公演「わかろうとはおもっているけど」再演ツアーも開催!
「贅沢貧乏」は作家・演出家・俳優の山田由梨が2012年に旗揚げした劇団です。
11月より上演の『わかろうとはおもっているけど』は2019年に初演された作品で、男女の性差をテーマに創作し、とあるカップルが妊娠を機にすれ違っていく姿を描いている。
2022年には、フランスを代表する国際芸術祭「フェスティバル・ドートンヌ」の正式プログラムとして上演され、好評を博し、このたび劇団初の国内ツアーとして、東京・福岡・北海道で上演する。
詳細:https://zeitakubinbou.com/archives/next_posts/imtryingtounderstandyoubut2025