本年度ヴェネチア映画祭で最長となる15分間のスタンディングオベーションで迎えられ、映画賞レースに忽然と現れた、ひとりの女性の衝撃の実話が年末の北米公開前にして解禁!
邦題『アン・リー/はじまりの物語』(原題:The Testament of Ann Lee)として2026年初夏の日本公開が決定!

また、この度発表になりました第83回ゴールデングローブ賞(R)におきましてアマンダ・セイフライドが主演女優賞賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネート。
18世紀という時代に、性差や人種を超えた人間の平等を唱え、自らをキリストの女性的化身と信じ、その信念のもとアメリカに渡り、数々の受難にも耐えながら”シェーカー教団”と呼ばれるユートピアを築いたひとりの女性がいた。彼女の名前は、アン・リー。その精神的な影響のみならず、信仰から生まれたシンプルで美しいライフスタイルは”シェーカーズスタイル”と呼ばれる。その有用的でモダンなデザインは、今も日本や世界で大きな影響を与え続けている(特にシェーカーズボックスは日本の生活にも根ざし、不動の人気を博しています)。
そんな、時代の先駆者とも言えるアン・リーの人生に魅了され、その類稀な物語を再現すべく、アカデミー賞(R)に輝く『ブルータリスト』のチームが再結集。監督は『ブルータリスト』で脚本を担当し、本作でもパートナーのブラディ・コーベットともに共同脚本・製作も兼ねる、俊英モナ・ファストヴォールド。彼女の華麗で大胆さを極めた世界観を、アカデミー賞(R)受賞のダニエル・ブルームバーグの音楽、陶酔と恍惚をダイナミックに再現するセリア・ローソン=ホールの振り付け、100%フィルム撮影による荘厳で深みのある映像で完全映像化。まさに世界最高峰の才能を集めて構築されたミュージカルシーンは、観るものを異次元の興奮と感動へと誘う。
主人公アン・リーを演じるのは、『マンマ・ミーア!』『レ・ミゼラブル』で高く評価され、『Mank/マンク』で遂にアカデミー賞(R)ノミネートを果たしたアマンダ・セイフライド。伝説の女性の優しさ、思いやりから、強さ、その狂気までキャリアベストの熱演で演じきり、共演のルイス・プルマン、トーマシン・マッケンジー、クリストファー・アボットといった才能溢れる俳優陣と共に、圧巻のダンスと歌唱で唯一無二の映像体験を体現する。
ヴェネチア国際映画祭以降、各国のレビューでも満点を連発、早くもアカデミー賞(R)最有力の声が高らかに鳴り響いている。これは今私たちが知るべき、“はじまり”の物語。
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