山田洋次作品の多くで脚本、助監督を務め『ひまわりと子犬の7日間』『あの日のオルガン』で知られる平松恵美子監督が、故郷の岡山県倉敷市を舞台に、山時聡真、中島瑠菜、フィギュアスケーターの高橋大輔、MEGUMI、林家正蔵、橋爪功ら豪華出演陣を迎えた映画『蔵のある街』が7月MOVIX倉敷にて先行公開、8月新宿ピカデリーほか全国公開される。
「約束じゃ。この街に、でっかくて綺麗な花火を上げちゃる。」昔ながらの街並みを残す岡山・倉敷に住む高校生の蒼と祈一、紅子は小学校からの幼なじみ。ある日紅子の兄で、自閉スペクトラム症のきょんくんが神社で騒ぎを起こす。きょんくんをなだめようと、蒼がとっさに口走った「約束」が、思いがけない波紋を呼び起こし…!主人公・蒼を演じるのは、スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』で注目を浴び、映画・TVドラマ等で活躍目覚ましい山時聡真。同じく主人公の紅子には、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」にちどり役で出演、初々しくも確かな存在感を見せる中島瑠菜。倉敷出身のプロフィギュアスケーター・高橋大輔が本作で映画初出演を飾るほか、堀家一希、MEGUMI、前野朋哉ら倉敷・岡山出身者が一堂に集結した。