温かくて素敵な空間

─ 絵本専門店の書店員の役でしたが、絵本の思い出はありますか?

もともと絵本が大好きで。せなけいこさんのシリーズが特に好きでいつも読んでいました。あと「ともだちや」シリーズという絵本も全巻家にありました。絵本とは昔から縁があるというか、母が好きで集めていたし私自身も読んでいたので、今回の役柄や、映画に登場する絵本専門店での撮影はすごくワクワクしました。

撮影した本屋さんはとても温かくて素敵で、時間がゆっくり進んでいるように感じる空間でしたね。仕掛け絵本のお店で、大人にも響く絵本があって。1本の木が年月が経ち風化していく仕掛け絵本がすごく素敵で、現場でも大人気でみんな購入していました。

─ 作中で登場する絵本はいかがでしたか?

作品のキーになる絵本でもありますし、よし君の繊細さみたいなものをよく表した一冊だなと。あの絵本がきっかけで、よし君のことを素敵だなと感じる月菜の感覚もとてもわかるというか。すごく素敵な、よし君の人間像を映し出した絵本だなと思います。

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