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堀 春菜 ─ 会話が似合う映画 ─

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福岡佐和⼦とはまださつきによる映像制作ユニット「しどろもどリ」による映画『スミコ22』が6⽉29⽇より公開される。福岡監督の体験に基づくオリジナル企画で、スミコの等⾝⼤の葛藤をユーモラスに描いていく。

今作で5年ぶりの映画主演を務めたのが堀春菜。そんな彼女に、22歳のスミコを演じて何を感じたのか語ってもらった。


─ 今作にはどんな経緯で参加することになったのでしょうか?

「しどろもどリ」との出会いはワークショップに参加したことでした。『スミコ22』を撮る半年前ぐらい前に、監督たちが役者に出会うため、また台本を実際に役者たちに読んでもらいブラッシュアップするために開催されたワークショップでした。

オーディションではなかったので『スミコ22』に出演するしないとかそういう話ではなく、プロデューサーの髭野さんからちょっと協力してくれないかと言われ「いいですよー」とふらっと遊びに行ったのが最初ですね。

そのワークショップ自体は、おしゃべり半分、ちょっとだけスミコを演じて、楽しかったなで終わって、1、2ヶ月経ってから、スミコ役をお願いしたいんですけどと急に連絡がきてビックリしました(笑)。

─ おもしろいワークショップですね

「しどろもどリ」のワークショップが特徴的だったのは、前半が自己紹介で終わったところ。「しどろもどリ」の福岡監督、はまださつきさんと役者たちで丸く並んで、監督が用意したサイコロを振って「最近あった嬉しかったこと」などの目が出るので、そのことについてみんなで話をしました。最近考えていることや好きなこと、思っていることを共有する時間というのが半分くらいの時間を占めていて、人と人とが出会っていくワークショップでした。

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