はりきって入れた「変なリズム」
─ 紬衣さんから曲を受け取って、彩楓さんと楓華さんはどう感じましたか?
彩楓 まず「良い曲にしよう」と。どういうリズム、展開感をつけようかと頭の中で組み立てて、ドラムに反映できたんじゃないかなと思います。
楓華 歌詞がいいので、歌と歌詞がよく目立つようなベースを弾きたいなと思いながら、彩楓がビートにこだわっていたので、一緒にいいリズムを作りたいなという気持ちで弾きました。
─ 特に意識した点はありますか?
彩楓 曲頭からギターが主役みたいなところがあるので、楽器入れは抑えめというか。疾走感を保ちつつも抑えめに。スネアも少ないんですが、衝動みたいなものでどんどん足していったり、曲名にリズムとあったので、Bメロに変なリズムを入れてはりきってBメロを作ったりしました。
─ 普段あまり入れないようなリズム?
彩楓 初めて入れたかな?
楓華 彩楓には珍しいリズムだなという印象でした。ベースをどう弾こうかと迷う。
彩楓 挑戦してみました。
─ ベースはどのように作っていきましたか?
楓華 曲の雰囲気を掴んでから作ったので、たぶん順番的には一番最後にベースができたと思います。けっこう一音一音長い音が多いので、フレーズはシンプルになりました。彩楓と相談しながら、リズム感がいい感じになるようにベースを弾きました。