中島は本作を「自分の映画人生にとってターニングポイントを迎える時点で撮れた作品」と位置づけ、1年の月日を経て公開初日を迎えられたことに感謝の意を表した。精力的な宣伝活動にも触れ、チーム一丸となってプロモーションに取り組んだ結果、多くの人々に映画を届けることができている喜びを語った。

miletは、シンガーソングライターという設定だけでなく、家族思いで優しい性格など、自身と役柄の共通点が多く、役作りを楽しめたと明かした。初めての演技への挑戦は大変な面もあったが、監督や中島のサポートによって乗り越えられたと感謝を述べた。

中島もmiletの初挑戦を共に歩んでいくという姿勢で臨んだことを明かし、互いに感謝し合う場面も見られた。

桐谷は、中島との友情関係が描かれたシーンが素敵だという観客の声が、初日なのに既に届いていることを報告。本作を観て、自分の人生は自分で選んでいけること、そしてどんな自分になっても支えてくれる人がいることを感じたと語った。

中島もプライベートで親交のある桐谷との共演は、演技の壁を感じることなく自然体で臨むことができたと述べ、二人の息の合った様子が伺えた。桐谷は、中島がテレビで自身のことを「キリケンさん」と呼んでいるおかげで、周囲からもそう呼ばれるようになったというエピソードを披露し、会場を和ませた。

風吹は、監督が作り出す独特の世界観に安心感を持って作品を鑑賞できたとコメント。中島とmiletの息の合った演技を「昔から知り合いだったんじゃないか」と思うほど自然だったと絶賛した。

眞島は、音楽プロデューサーという役柄が自身とは遠い存在だったため、どのように演じるか悩んでいたことを明かした。しかし、監督の演出によって役を掴むことができ、撮影を進めることができたと語った。中島とのライバル関係については、眞島は「恋敵とも言い難い」「恐れ多くてそんな」と謙遜し、会場の笑いを誘った。撮影中は本心というか感情的な部分をもっと出したかったが、監督から「良い人になりすぎる」と止められたというエピソードも披露した。

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