窓というフレームから⾒える常に蠢く現実。
それは常に死んでいく現実と向き合うことでもある。
記憶は慈愛と共に今を獲得してく糧になるが、
記録は残酷なまでに喪失を図れる物差しになる。
この映画は⾒るものをカメラの中に閉じ込める、
そこに流れる記憶と記憶の狭間で主⼈公と共に近くて遠い散歩に出てほしい。

甫⽊元空(Bialystocks /映画監督)

坂⻄監督はかつて私の助監督をしていましたが、彼が作ったAwesomeCityClubの『勿忘』のMVを観て、すぐに助監督を引退させることに決めました。彼に⼤きな才能があることを確信したからです。偉⼤なMVディレクターだった⽗親・坂⻄伊作の⾎を引いているから、などとぞんざいに⾔ったら、彼は怒るでしょうか?いずれにしても今作は、早世した⽗親との魂の対話だと思います。⾃分の⼈⽣の喪失に、⻑編処⼥作で⽴ち向かった彼の⼼意気と勇気に私は惜しみない拍⼿を贈りたい。特⼤の才能を持つ新⼈監督を⼀線級のスタッフと俳優が全⼒で⽀えると、このような素晴らしい作品ができるのだという、まるで⾒本のような映画です。

⽯井裕也(映画監督)

気づいたら泣いてた…時間の豊かさに。
妻⼦と離れ、義⽗を⼿伝う新⽣活。
静かに良い映画かなと⾒始めたら、
⽇常の憶えきれない、でも⼼が動いたかけがえのない瞬間が詰まってて震えた。
奇跡みたいな映画だった…びっくりだ。

SYO(映画ライター)

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