この度、是枝監督の演出を変えた大悟の名演 繊細な芝居が光る本編映像公開!

このたび解禁された本編映像では、音々(綾瀬はるか)と健介(大悟)が、生前の翔(桒木里夢)との思い出の写真や動画を見返す場面が映し出される。ヒューマノイドの翔を迎え入れる準備を嬉しそうに進める音々。その一方で、健介はどこか戸惑いを隠せない様子。タブレットの中で弾けるように笑う妻の姿を、健介は拡大しながらじっと見つめる。さらに、音々が翔の服を準備しながら「高かったんだよねぇ、これ。」と無邪気に話すシーンへと続いていく。

大悟の演技について、是枝監督はこのシーンについて次のように語っている。「脚本上、写真を選んでいる場面は、文字通り2人で写真を選んでいるだけなんです。その後、音々が翔を亡くした後も毎年毎月、服を買っているというのに健介が気づいて、ヒューマノイドを受け入れようと思うという話なんだけど、動画を見ている大悟さんは、すごく悲しそうな顔をしているわけじゃないのに、『あ、家からこの笑顔が失われているんだ』というのが伝わってくる。あそこで脚本には書いてない、もう1つの大きく眠っていた感情が見えてきて、これは良いと思った。そこで、現場でタブレットに映る水遊びをしている音々の姿をフッと拡大する動きを加えたら、すごく良かった。大事なシーンになりました。」このシーンでの大悟の細やかな表現が、本作のクライマックスを彩る重要なシーンへと繋がっていったという。
