平祐奈(俳優)
是枝監督は、近い未来に生まれる感情を、ひと足先に私たちへ届けてくれているんだなと。
自分自身を探したくなるような静かな余韻に浸る時間でした。
かまいたち 濱家隆一(芸人)
我らが先輩大悟さんが、そのまま大悟さんとして出演しているような印象を受けるのに、当然のように作品に馴染んでいる事が、ヒューマノイドというものをそう遠い未来ではないものに感じさせたのかなと思ったし、自然に違和感なくそう思わせるお芝居をされている大悟さんはやはり底知れない芸人だと再認識しました。
そして、映画公開まで何があるか分からない千鳥大悟を起用した是枝監督は凄まじいなと思いました。
ヒューマノイドを受け入れることへの感情の持ち方、そしてそこから想像のつかない展開になっていくストーリー、建築物と作品のマッチ感、全てが素晴らしいです。
大悟先輩の初主演作品、是非皆さん映画館へ。
広瀬すず(俳優)
とてもクリアな世界で、
そしてまた生活の延長にあったこの物語を
いつの間にか自然と受け入れてしまっていました。
これを違和感と言っていいのか。
今この瞬間の孤独がどんどん輪郭がはっきりと鮮明になっていくたびに、
触れていいものなのか危うさを覚えながらも、とても優しい温度を感じながら、
ただただ見つめていました。この家族の未来をもう少し、想像していたいです。
3時のヒロイン 福田麻貴(芸人)
まだ見ぬ世界のお話なのに、体験したことのある感情が詰まっていました。
どうにもならないことにどうにか折り合いをつけて生きていく人生。
わからなかったことをわからなかったまま、抱えていかなければならない人生。
一方通行の感情を何度も編集して自分を洗っていくしかないとき。
洗練されたミニマルな空間に浮かび上がる複雑な感情のもつれが、慎重に、温かく、
やるせなく、解かれていくのを見守っていました。
そして、家族という言葉の広さと狭さを同時に感じながら、昔、自分が義父と初めて出会った頃の「ワシはお前の娘ではない」という気持ちを懐かしく思い出していました。
福山雅治(シンガーソングライター・俳優)
生命、そして心について想いをめぐらす『そう遠くない未来の神話』でした