さらに、本作ではファンとの触れ合いが多く描かれているが、自身にとってファンとはどういう存在か尋ねられると、KANONは「SUZUKAが言っていたように、何年か前の私たちは、自己満で私たちが楽しいことをやってきたんですけど、私たち4人の自己満から少しずつ輪が広がっていって、4人が楽しければいいと思っていたものが、みんなにも楽しんでほしいと思えるようになってきて、私たちから出るエネルギーをいつも素直に受け取ってくれて、その循環で私たちは成り立っているなと思っています。大切な存在です」と笑顔で語った。

SUZUKAは“快適なベッドであり、私のエクスタシー原点”と答え「進化したらみなさんも楽しんでくれるし、自分自身も楽しみたいので進化したいんですけど、たまにありのままの自分ってなんだっけって忘れちゃうんですよ。だけど、ファンのみんなが自分のありのままの姿を思い出させてくれる、快適なベッドみたいな(存在)。実際にダイブしたときに物理的にもベッドになってるけどね(笑)」とちゃめっ気たっぷりに笑い、「ニュートラルな状態でステージに上がると、みんなが叫んでくれて、頭の中が“ポーン”って。“OK。あんたらがそう来るなら、こちとらこう行きますよ”みたいな、私の脳内の“ポーン”をみんなが与えてくれて、最近は自分自身で持っていくんじゃなく、みんながボルテージを上げてくれるから、毎回ライブはあんたらにお任せするよという気持ちです。なので、快適ベッドであり、私のエクスタシー原点」と胸の内を明かした。

MIZYUは本作を見て“青春の仲間、同士”だと思ったそうで「私たちはみなさんにお会いするときはステージ上にいるから、“見にきてる、見せにいっている”という差があるかなと思うんですけど、ステージを降りれば、みんなと同じ人間で、葛藤があって悩みがあって、それを乗り越えて新しい自分に出会って、というのを繰り返していて、その仲間がここにいるから私たちは乗り越えていけて、さらにその仲間が広がってきていて」としみじみと語り、もしメンバーになっていなかったとしても、絶対に新しい学校のリーダーズを好きになっていたといい「考え方1つで物事の捉え方がガラッと変わったりして、それはリーダーズである私自身も、リーダーズとして生きているから見つけられた人生の道の形だったりするので、それを(ファン)それぞれの受け取り方で受け取ってくれていると今回感じました。だから、道のりだったり、考え方は違うけど、目指しているところは一緒なのかなとか、原点も一緒なのかなとか、そんな風に感じます。だから青春の仲間であり同士だと思っています」と力強く語った。

RIN は「いろんな感情も、みんなに対する愛もすごく強くて、それはお互い様だと思うんですけど、細胞の光という感じがしています」と表現し、「私たち4人でも『細胞、一緒だよね』って話をよくするんですけど、それをファンのみんなにも感じるし、近い細胞を持っている青春の仲間だと思っていて、細胞を共有しているんじゃないかってくらい、遺伝子レベルで何か繋がっているものを感じるときもあるし、私たちが放つエネルギーだったり、パワーを光に変えてくれるのはファンのみなさまだなと思うし、私たちだけじゃなくてファンのみんな1人1人も個性が輝いているし、だからみなさまは細胞の光です」と声を弾ませた。

最後に、本作のタイトルにちなみ、今、「猪突猛進」していることはあるか聞かれると、KANONは「チョコが食べたいと思うと猪になります。チョコに向かって日々、猪突猛進しています」と答えて会場の笑いを誘い、SUZUKAは「わしはファンのみんなのところにダイブするときは猪突猛進だべ。絶対に受け止めろよ!」とコメント。MIZYUは「ずるいかもしれないんですけど、新しい学校のリーダーズに猪突猛進しています。ほかの道に行くすべも余裕も理由もないです。リーダーズが大好き」と言葉に力を込め、RINは「食欲(笑)」と吐露して観客を笑わせた。

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