<アレクサンダー・ウィーロック・セイヤー役:染⾕将太 コメント>シンドラーに疑惑を抱くアメリカ⼈⾳楽ジャーナリスト

19世紀ウィーンへのお誘いの連絡をいただいたとき、声を上げて「嘘だろ?」と前のめりになり、セイヤー役と聞いた瞬間には「なんてこった」と仰け反りました。⼤好きなバカリズムさんの台本を開けると、⾳楽室に写真が貼ってあるような歴史的⼈物たちが愛らしく⼈間らしく描かれており、ニヤニヤが⽌まりませんでした。関監督の新たな挑戦的な撮影⽅法は、もはやこれこそ映画でしかできない表現なのではと⼤興奮でした。魅⼒にあふれる本作の登場⼈物たちが奏でる壮⼤な歴史的ノンフィクションを⾝近に感じられるこの不思議な世界観。ぜひ劇場のスクリーンで観て、サラウンドスピーカーで聴いていただきたいです!

<カール・ホルツ役:神尾楓珠 コメント>ベートーヴェンが愛した晩年の秘書

題材と脚本にすごく興味が惹かれました。僕⾃⾝の撮影⽇数は少なかったのですが、現代的で今までにないようなセットでの撮影だったこともあって、楽しく参加させていただきました。⾐装や髪型にもとてもこだわりを感じました。また、⼭⽥裕貴さんと古⽥新太さんと久しぶりにご⼀緒できたことも嬉しかったです。きっと新しい発⾒がたくさんある映画になっていると思うので楽しみにしていてください。

<カール・ヴァン・ベートーヴェン役:前⽥旺志郎 コメント> ベートーヴェンから寵愛を受ける甥

裕貴さん、古⽥さんをはじめ、素敵なキャスト陣との共演にわくわくしてました。また、バーチャルプロダクションで作られた世界での撮影も初めてだったのでどうなるのかと楽しみでした。現場では古⽥さんが⾊んな話をされていて、特にANNのパーソナリティを古⽥さんがやられていた時の話などめちゃくちゃで衝撃的なお話をお聞きできて楽しかったです笑 シンドラーを中⼼にベートーヴェンやその家族を描いていくのが⼤変おもしろく、今までにないベートーヴェンの物語だと感じました。

<ニコラウス・ヨハン・ヴァン・ベートーヴェン役:⼩澤征悦 コメント> シンドラーのことが疎ましい、ベートーヴェンの弟

今回オファーを頂いて、バカリズムさん脚本、しかもベートーヴェンの話、なおかつ⾃分の役どころがベートーヴェンの弟、と⾔うことで、いろいろ混乱しました(笑)。台本はもちろん⾯⽩かったですが、果たしてこのバカリベートーヴェンの世界観を映像化出来るのか、正直想像出来なかったですが、撮影現場に⼊り、その⼼配は吹き⾶びました。ヨーロッパの映像美、そして古⽥新太さんのベートーヴェンは、ベートーヴェンにしか⾒えなかったです。新たなバカリワールド全開!お楽しみに。

<シュテファン・フォン・ブロイニング役:⽣瀬勝久 コメント> ベートーヴェンの最期に⽴ち会う旧友

私は、ベートーヴェンの最後を看取る仲の良い友達役だったので仲の良い古⽥くんを看取るというつもりで演じました。バカリズムさんの脚本は、セリフにしても表現にしてもとっても魅⼒的で、いくつもアンテナを張り巡らせているので、とても⾯⽩いものに仕上がっていると思います。ぜひ劇場でご覧ください。

<イグナーツ・シュパンツィヒ役:⼩⼿伸也 コメント>『第九』初演時のコンサートマスター

オファーをいただいた際、シュパンツィヒは、“ベートーヴェンより年下ながらヴァイオリンを彼に教えた盟友”とのことで、⾃分にどこまで演じられるか多少不安はあったんですが、よくよく調べたら“晩年太りすぎてヴァイオリンが弾けなくなった”とあり、ああ⼈柄採⽤かと(笑)。現場では、僕はヴァイオリンの練習、野間⼝さんは指揮、⼩澤さんは趣味のギターと⾳楽に囲まれる⽇々でしたが(笑)、基本的におじさんばかりで⼼地よかったです。⻤気迫る演奏シーンと、ユルっとした会話シーンの両極を楽しんでいただけたら幸いです!

<ミヒャエル・ウムラウフ役:野間⼝徹 コメント>『第九』初演時の副指揮者

ベートーヴェンについては漫画で読んだ程度の知識しかありませんでしたが、シンドラーによって捏造された⼈間像だったのかもしれないと思うと恐怖を感じます。ただ、バカリズムさんの脚本で古⽥新太さんが作り上げたベートーヴェンは、腹⽴たしくも愛おしい⼈間になっています。きっと皆さんが知っているベートーヴェンより好きになって頂けると思います。

<フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー役:遠藤憲⼀ コメント>ベートーヴェンが信頼する友⼈、シンドラーが共同で伝記執筆を持ち掛ける

ベートーヴェン。初めて⼼奪われたのは17歳の時。交響曲第3番エロイカ。衝撃的だった。苦悩から歓喜のベートーヴェンの世界に涙した。そして今回、この作品の話をいただいた。⼤好きなベートーヴェンの話だからやりたいけど、、、ドイツ⼈の役だという。舞台ならまだしも映画だ。どういうこと???まぁでもバカリズムさん脚本と関監督、この⼆⼈なら間違いなく何かやってくれるはず。そして撮影当⽇。なんかしれっと全部成⽴していた︕楽しい作品になっています!

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