この度、坂⼝健太郎演じる主⼈公・⻄⼭⼣平の⽇常を切り取った場⾯カットが解禁!

⼣平はゴム⼿袋⼯場で契約社員として働きながら、東京の⽚隅で静かな毎⽇を送る28歳の⻘年。天涯孤独の⾝でありながら、⾃ら決めたルーティンを淡々と繰り返し、誰にも頼らず⽣きている。決まった時間に起き、いつも同じコーンフレークから始まる朝、近所のコインランドリーに通い、馴染みのパン屋で週に⼀度、⾼級⾷パンを⼀⽄購⼊する。仕事中の⾷事は休憩室でいつもひとり、夜は凝った⾷事を取らずに効率を重視した質素な⽣活を送る……。たったひとりのその環境を「寂しい」とさえ感じず、粛々と決められたルーティンを繰り返す⽇々。そんな⼣平にとって、買ってきた⾼級⾷パンを⾷べることだけが、唯⼀の密かな楽しみであり、世界とつながる細い⽷だったのかもしれない。

中野量太監督は、⼣平という⼈物について「家族というものを知らず、孤独に淡々と⽣きている⼈物を描こうと思っていました。でも彼⾃⾝が世の中を恨んでいるわけではなく、社会の⽚隅で⾃分のペースで⽣きながらどこかに寂しさを抱えている。彼の中での幸せや喜びもちゃんと⼊れたくて、週に⼀度の⾼級⾷パンがちょっとした楽しみになっ
ているシーンも描きました」と語る。劇中では、⾷パンをきっかけに職場の新しいパート職員・紗⽉(堀⽥真由)との距離が縮まっていく。⼣平にとって⾷パンは単なる好物ではなく、閉ざされていた⼈⽣が少しずつ変化していく象徴的なモチーフとして描かれている。

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