主⼈公・⼣平役に坂⼝健太郎を起⽤した理由について、中野監督は「僕はちょっと寂しさがあって、憂いがある⼈が好きなんです。坂⼝さんはまさにそういう⽅で、かっこいいんだけど、なさけない感じに⾒えるところもある。強さと弱さが共存しているように⾒えるところも⼣平にぴったりだと感じてオファーしました」と明かしている。撮影現場では、涙を流すシリアスなシーンの直前まで周囲と談笑し、場を和ませていたという坂⼝。しかし、「本番!」の掛け声がかかると⼀瞬で⼣平へと⼊り込む姿に、スタッフ⼀同は「怖いぐらいの集中⼒と⼒量」と驚嘆。決め込んだ芝居をせず、監督と何度も対話を重ねながら答えを探し歩んだ、坂⼝健太郎。孤独を抱えながらも家族という初めて知った幸せの形を⼿探りで求める⼣平という複雑な⼈物像を繊細に体現している。解禁された場⾯カットには、そんな⼣平のどこか愛おしく、そして狂おしいほどの切なさを孕んだ⽇常の表情が切り取られている。家族の温もりを知らずに⽣きてきた孤独な⻘年が、初めて⼿にした幸せによって⼤きく⼈⽣を変えていく――。繊細さと危うさを併せ持つ⼣平という難役に挑んだ坂⼝健太郎が新たな⼀⾯を⾒せる熱演に注⽬してほしい。

1 2

3

4

RELATED

PAGE TOP