西島の魅力について、役所広司や片岡鶴太郎も、それぞれの言葉で振り返る。

大手探偵社のオーナー・寺西役で共演した役所は、1999年に公開された映画『ニンゲン合格』の頃の西島を振り返りながら、「今や素晴らしい俳優さんになっていますが、若い時から本当に良い意味で変わらない。彼の魅力がそのまま年月を経てきている感じがします」と、その変わらぬ人柄と俳優としての魅力を語る。

また、佐竹とともに探偵殺害事件を調査する探偵・舟尾を演じた片岡も、本作で初共演となった西島について、「非常に穏やかで、感情の起伏を抑えながら、その奥に思慮深さを持つ人物」と西島を表現。

二人が語る西島自身の魅力は、撮影を通じて、佐竹という役柄にも重なっていった。

佐竹は、探偵という役どころでありながら、派手な推理やアクションではなく、他者の痛みに触れ、それを受け止めていくことで変化する主人公だ。西島秀俊の“まなざし”が、『時には懺悔を』の感情の中心を支えている。

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