満島が本作への参加にあたり、最初に驚いたのは衣装合わせだった。探偵という役柄から、グレーや黒を基調とした、人目に紛れるような服装を想像していた満島。しかし、用意されていたのは、予想とは異なる大胆な衣装とヘアスタイルだった。「ヘアメイクや衣装は、役柄とすごく密接しているので、(監督は)私とはまったく異なる感性なのかもと少し怯みました」と、当時の戸惑いを振り返る。
さらに、「私は、監督と同じように脚本を読めているかな」と、自らの役の捉え方を改めて考え直したという。中島監督が思い描く聡子は、満島が脚本から最初に想像した人物像とは異なっていた。その違いに戸惑いながらも、満島は自分の解釈だけに固執せず、衣装やヘアメイク、監督の演出を受け入れながら、聡子という人物へ近づいていった。
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