本作のファンタジックな設定を、どこか現実と地続きに感じられる世界として描くことを⽬指していた酒井監督にとって、種⽥プロデューサーが「現実に存在しているようで、どこか現実離れしている」と表現する福本は、彼⼥の役名・花森雪希ともリンクする雪のような透明感が花森というキャラクターにピッタリだった。

しかし、これまでキラキラした⻘春作品で等⾝⼤の役柄を演じることが多かった福本にとって、花森は新たな挑戦となる役どころになった。明るく振る舞いながらも、さまざまな想いを胸に抱える花森の感情のバランスは、酒井監督と福本が何度も話し合いながら作り上げていった。終盤の涙なしには⾒られないワンシーンも⾒どころとなっている。

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