この度、主演・⼭⽥裕貴と、公開前⽇に⾏われた前夜祭でサプライズ発表となったリース役・井ノ原快彦のメイキング映像が解禁!

ドラマ「特捜9」で⻑年バディとして共演してきた⼭⽥の主演映画ということで、⼆つ返事で出演を快諾したという井ノ原は、「絡みのシーンは⼀つしかなかったけれど、ずっと⼀緒にいる感覚で、慣れていて、彼もマインドが優しい⼈なので受け⽌めてくれてやりやすかった」と現場について振り返っている。井ノ原が演じたのは、ベートーヴェンの愛弟⼦であるフェルディナント・リース。解禁となったのは、ベートーヴェンから不名誉なあだ名をつけられたり、卵をぶつけられたりしていたシンドラーが、リースの⽌まらない“ベートーヴェン先⽣からの愛されエピソード”に卒倒しそうになるシーンのメイキング映像。井ノ原が「(リースは)天然で愛される⼈だったんだろうなと想像して、シンドラーに対して⾃慢してマウントを取るのではなく、ただただ楽しかったエピソードを話すだけ。天然で話す⽅が⼼が痛むと、⼭ちゃん(⼭⽥)も⾔っていた」と役作りについて明かした。とにかく楽しそうにベートーヴェンとの思い出を披露するリースにはまったく嫌味はない。ベートーヴェンの死後、勝⼿に“ベートーヴェンの親友”と記した名刺を配りまくり、⾳楽関係者に怪しまれていたシンドラーとは違い、真にベートーヴェンから愛されたリースに完全敗北するシンドラー。⼭⽥と井ノ原の息のあった真逆の演技に、思わず現場スタッフも笑ってしまうシーンとなっている。また、「かなり昔の話を、今の⽇本の、フランクな感じでやる。でも、細かいところにはこだわりがあって、その中で今っぽい喋りでやるのが⾯⽩いので、細かいところも⾒て頂けると楽しいと思います」と井ノ原が語る通り、セットには⼀瞬しか映らないものの、市川紗椰演じる愛妻・ハリエットと⼆⼈で描かれた肖像画がたくさん飾られいわゆる“リア充”な⼈⽣を謳歌しているリースと、⼈⽣のすべてをベートーヴェンだけに捧げた孤独なシンドラーとの対⽐も表現されている。
メイキング映像はこちら https://youtu.be/eUBRW54tK_k
さらに、本作の舞台であるウィーンで⾏われるJapannual⽇本映画祭での公式上映が決定!
上映⽇は10⽉5⽇予定。すべてが⽇本で⽇本⼈で撮影された本作が、現地ウィーンの観客にどう受け⽌められるのか、期待が⾼まる。