映画化にあたり、15歳から30歳の新たな“男⼥⼊れ替わり”という点に新鮮味を感じたという坂下監督。キャスティングについては映画『Arc アーク』の芳根、連ドラ『だが、情熱はある』の髙橋に注⽬したそうで、「⾃分が思う、演技が上⼿い⼈にお願いしようと思った。『Arc アーク』『だが、情熱はある』のお⼆⼈はトリッキーな役だったけれど、今回の役もトリッキーな役なので、親和性があるのではないかと思った」と理由を述べた。

陸の弟・坂平禄役の林は「⼊れ替わる事のコミカルさがあるのかと思って物語を辿って⾏ったら、思いがけず⼈間の⾊々なところが⾒えてくる物語だった。⾃分の体や⼼の距離についても考えさせられて⾯⽩かった」と本作ならではの魅⼒を⼝にした。
