
<阿部サダヲ コメント>
『逆鱗』以来10年ぶりに大型の新作公演にお声がけ頂いてとにかく嬉しく思っています。
新作のタイトル、華氏、しかも、マイナスとお聞きして、何が起きるんだろうという期待感を持ちました。出演者の皆さんも、面白いことをされそうな素晴らしい方たちが集まっていて、自分は出演せずに客席から作品を観てみたい!と思うほどです。
今回、僕は初めてのロンドン、そして公演も控えているわけですが、外国のお客様の前で公演するのも初めてなので、とにかく今から楽しみです。
<広瀬すず コメント>
『Q:A Night at The Kabuki』初演(2019年)では、初めての舞台で、まだ生の舞台の怖さを分からず、ただ自由に楽しく、感情の動くままに舞台に立っていましたが、再演(22年)では、回数を重ねたことで、改めて責任感と相当な緊張感を感じました。
3回目の舞台出演になりますが、今回も個性豊かで素敵な先輩方とご一緒出来ることを光栄に思いますし、色々な舞台の表現というものを勉強出来たらと思っています。
タイトルを聞いて、調べてみましたが、きっと全然違う中身になっていくと思うので、どんな世界に連れていかれるのか、本当に想像がつかず、ドキドキしています。
<深津絵里 コメント>
野田さんと出会ったのは、22歳の時。それから30年。
こんなに長くご一緒している方は、他にいません。
その野田さんの新作!しかも、70歳になられた野田さんが最初にこの世に生み出す作品に、
私の何かが必要とされているなんて。
とても光栄で、素直にうれしいです。
どんなことになるのか全く想像がつかないこの作品を、どんなことがあってもへっちゃらそうな
心強いキャストの皆さんとともに、覚悟を持って務めたいと思います。