これまでショートアニメを一人で手掛けてきた監督にとって、長編作品での共同制作は大きな挑戦となったそうで、「80分間一人で語り続ける作品にはしたくないという思いがあり、劇団脚本も手掛ける脚本家さんとご一緒しました。自分の世界観を保ちつつ、長編としての見応えを両立させることができ、とても良い経験になりました」と語る。

お気に入りのシーンとして挙げたのは、二宮が演じるおしり前レジェンドが放つ「“おーしりしりしりしり”」と強烈すぎる一言が飛び出す場面。監督は「日常ではまず発しないセリフなのでレコーディング当日まで、どんな仕上がりになるのか不安もありましたが、一発録りで理想以上に振り切ってくださり、最高の仕上がりになりました」と回顧した。

また制作に最も時間を費やしたシーンについては、「これまでの作品は動きが少なかったため、アクション表現には苦労しました。特に高山善廣とドン・フライを参考にした殴り合いのシーンは、実在の試合を見ながら、細部までこだわりました」と語り、本作にはこれまで影響を受けてきた作品のエッセンスが随所に反映されていることをかたった。

最後に満員の観客へ向けて、「1枚の落書きから始まったキャラクターが、多くの方の力でここまでの作品になりました。広めたいというよりも、“一人でも多くの方に観てほしい”と思える作品です。ぜひ周りの方におすすめしていただけたら嬉しいです」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。

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