日本映画人気の裏で制作現場が抱える問題
─ ここ数年、日本のアニメーションや実写映画の人気が高く、外国映画よりも興行収入も上回っています。日本映画の置かれている現状を、映画制作の現場にいる監督はどのように感じていますか?
とにかく制作される本数がとても多いと感じます。というのも、撮影に入ろうとしてもスタッフがいないんです。昔、同じように映画の制作本数が増えたと感じたことはあったのですが、今はその比ではないです。配信ドラマなどが作られるようになってから加速したイメージがあります。
─ 映画制作本数が増えて、スタッフの皆さんに仕事があるのはいいことなのですが、スタッフが集まらないのは困りますよね
僕ら世代のベテランや若手の新人はいますが、その間の中堅スタッフの数が少ない。ある程度キャリアを積んでいて任せられるスタッフの数が足りないんです。でもそれは僕ら世代がしっかり育てていなかったからなのかもしれないと反省もしています。
─ 最後に『免許返納!?』は、河合監督にとって念願の舘ひろしさんとのお仕事ですが、また舘ひろしさんを演出する機会があったら、今度はどのような作品がいいですか?
そうですね、『免許返納!?』の主人公・南条弘続編ですかね。免許は返納してしまったけれど(笑)。またコメディー作品で舘さん主演映画の監督ができたらうれしいですね。
