またIQ180の閃きの天才少女・一子役の芦田は、そんなフルスロットルな唐沢との初共演に「予想以上のダークジョークたっぷりの樺山さんが現場にいらして、圧倒される毎日でした。同時に唐沢さんが待ち時間も役に没頭されている姿を拝見して、自由な役に見えて実は緻密な調整の上に成り立っている役だと思いました」とリスペクトしきり。

一子にだけ見える謎の存在・サンゴ役の三浦は「私の存在は一子にしか見えていないので、2人でお芝居した後に、芦田は全く同じことを私がいない状態でもう一度やる。芦田さんはそれをずっと再現されていて、さすがだな…と」と芦田を頼もしいバディだと感激。

また芦田が「樺山さんと玲華さんのダンスシーンが何回か出てくるんですけど、脚本には全く書かれてなくて。現場に行って初めてダンスシーンのあることを知りました」と舞台裏を明かすと、堤監督は「それも唐沢さんです」とアフロ同様に唐沢発案だと証言。これに唐沢は「最初は一人でアドリブで踊るつもりが、ビシッとした振付を付けられさんて。それが結構辛かった」と苦笑いで明かす。共に踊ることになる樺山の進行アシスタント・モンテレオーネ怜華役のトリンドルも「台本をいただいた時はダンスがあるのを知らなくて。動画が5、6個送られてきて簡単なダンスでは全然なくてギョッとしました」と大パニックだった様子。焦ったトリンドルは急いで堤監督と唐沢に会いに行ったものの、初対面の唐沢から「余裕だよ、こんなの。なんで来たの!?」と言われてしまったという。「初対面だったのでコワッ…!と思った」と唐沢に怯えたトリンドルだが「唐沢さんは練習当日から完璧すぎてビックリしました。カッコ良かったです!」とプロ意識にすっかりメロメロだった。

博識のミステリ女王・あのミス役の浅野は、アフロヘアーやダンス案が唐沢発信だった事に驚愕。「唐沢さんは昔から本当に器用な方で引き出しをたくさん持っていらっしゃる。今回はさらに進化している唐沢さんを見せてもらいました。監督が投げる昭和のギャグを唐沢さんは速攻キャッチして自分のものにしてお出しになる。その器用さと引き出しの多さと力。それを間近に見た私は雛壇に座っている観客の気分でした」と唐沢の柔軟さに感嘆をもらす。
