また、永瀬の恋人の美波を演じている泉は、「この作品で美波というキャラクターに出会えて良かったなと心から思っています。美波の秋田弁や、映画版ではアメリカで撮影したりと、本当にいろんな経験もさせていただきました。」と感謝を語った。

永瀬の上司である大河部長を演じた長谷川は、「まさか映画になると思っていなかったのですが。『正直不動産』初のミステリーで。フルCGで出てくる人間に声しかあててないですから・・・。」と冗談交じりに笑いを取りながらも、本作の魅力について「映画になってもドラマの良さは失わず、ダイナミックなとこがあったり、演出がまた派手になっていますが、最終的にやっぱり人と人との繋がり、人情的な素晴らしい話になっているので。それをこういう大きなスクリーンで見ると、より没入感があるんじゃないかなと思います。」と本作の魅力を語った。

さらに、主人公・永瀬(山下)が務める登坂不動産とは敵対関係にあるミネルヴァ不動産のメンバーを演じ、本シリーズにはミネルヴァスペシャルからの参加となった見上は、「皆様のアットホームな空気の中に一人飛び込まなくちゃいけないというのは、すごく緊張しました。」と明かし、山下の印象については、「すごく気さくに話しかけてくださって、チームの輪の中に入れてくださいました。ちょうど英語を喋る役をやらないといけない時に、山下さんに『英語どうやって勉強されたんですか』と聞いて教えていただいたりしていました。」と英語の勉強方法を教えてもらったと明かした。

同じくミネルヴァ不動産で働く花澤役の倉科は、「山下さんが常に努力されている姿を見ていました。『正直不動産』は不動産用語などセリフが難しい中に、山下さんはプラスアルファ、英語の勉強もされていた。」と努力家だと明かし、撮影後も「『今頃、山下さんは頑張ってるから私も頑張らなきゃ』って時々、思って背中を追いかけています。」と励まされている明かすと、山下は恐縮している様子をみせた。

また、ミネルヴァ不動産の社長・鵤を演じた高橋は、「今英語の話が出ましたけど、気が付いたらセリフが全部二人で英語になってたりとかね(笑)。」と話すとキャスト陣からは笑いが起こり、すかさず倉科と長谷川からは、「なかったです!」とツッコミが。さらに永瀬演じる山下とのシーンでは、「僕の台本には書いてなかったことたくさん言われるんです。」とアドリブがあったことを明かし、「最後にカットがかかってから『すいません』って言えばいいと思ってた。」と10年以上の付き合いがある山下との仲睦まじい様子を披露し、山下は「“正直“最後に『ごめんなさい』と言っていればいいと思っていたかもしれません。」と”正直“に答えると会場からは笑いが起こった。

永瀬(山下)を見守る登坂不動産の社長・登坂寿郎を演じた草刈は、「居心地のいい現場でした。山下くんに関しては、台本読んだ時は、風が吹いた後にのたうち回って、すごいセリフを喋る。これどうするんだろうと思ってたんですけど、見事にやり遂げましたね。」と感慨深げに山下に語り掛けると、山下は「ありがとうございます。」と感謝と伝えた。

劇中でライバル同士である登坂不動産とミネルヴァ不動産は全く違う社風。撮影現場もそれぞれの雰囲気があるのかを聞かれた川村監督は、「どっちの会社のシーンも和気あいあいと楽しかったです。同じフロアにセットが両方立ってるのでキャストが行き来したりしていて、ミネルヴァ不動産の現場に永瀬(山下)と月下(福原)が乱入していました。」と撮影エピソードを披露した。