ピエールも「僕は野球部だったので、同調圧力の塊でした」と笑うと「理不尽なルールの温床でしたね。『水を飲むな』から始まり『1年生はノーマルなスパイクじゃなければだめだ』とか、今思うと違和感だらけですね」と語っていた。


この日は、劇中で披露した組体操に特別協力した日本体育大学の体操部員18人も登壇。整列された「集団」で登場すると、肩車→サボテン→扇→やぐら→塀と組体操を披露する。黙々と組体操を行うなか、ピエールがDJさながらに実況を繰り広げると、会場は大盛り上がり!


下津監督は「日体大さんに何度か通わせていただきました。特に廊下バトルのシーンは『なんか気持ち悪い動きないですか?』と相談して、一緒に作り上げて行ったんです」と感謝を述べると、山田も「日体大の皆さんも同じく過酷なスケジュールの中で、すごく大変な中、頑張ってくださって、本当に感謝してもしきれないです。エンドロールの一番上に日体大の皆さんがいらっしゃるなという感じです」と、彼らの存在なくして映画が完成しなかったことをしみじみと語っていた。


最後に山田は「肯定的な意味で、これほどまでに好きな人と嫌いな人が分かれる映画もないだろうなと思います。でも、それがこの映画の本当の良さだと思います」と胸を張ると、青木も「友達や知人と話したら何かしら盛り上がる作品だと思います。そういう輪を広げていただけたら嬉しい」とアピールすると、ピエールも「様々な感想がおありかと思います。しかし、一番大事なのは『これを劇場でやっている』ということのような気がします。それがこの映画の大事なところだと思います」と個性的にアピール。

2人の言葉を受けて下津監督は「少し変わった映画なので、ハマった人、ハマらなかった方、どちらもいらっしゃると思います。ぜひハマった方は声を大にして、色々と広げていただければなと思います」と客席に呼びかけ、大きな拍手に包まれるなか舞台挨拶は幕を閉じた。