続いて、村重の腹心・荒木久左衛門役の青木は「初日を迎えて嬉しいです。僕は後悔ではなく“爽快”な気分でいかせて頂きます!」と本木の挨拶を交えてポジティブに韻を踏み、若き家臣・乾助三郎役の宮館も「今日こうして初日を迎えられることを本当に嬉しく思ってます。こんな挨拶で“どうかい?”…失礼いたしました!」と無理矢理繋いで笑いを誘った。

撮影の日々を振り返って本木は「黒沢監督は的確で冷静でブレずに粛々と撮影を進める。いわゆる長回しという恐ろしい緊張を強いられる撮影方法があります。9ページくらいの膨大なセリフ量で。そこに苦労した」と明かし、「その辺はいかがですか、菅田さん」と菅田にパス。これに黒沢組2度目の菅田は「前回はなかったけれど、今回は長回しでOKを貰った時に自然とハイタッチしました。それが嬉しかった」とキャスト陣の絆を紹介。本木も「現場全体が一体となって集中して、ある種ドキュメンタリーを切り取るような瞬間でもありました。それによって画面に張り詰めた感じが生まれたと思う」と、座長としての確かな手応えを覗かせた。