奈緒は吉野監督から「刑事だからといって良い人を演じなくていい」と指示された事を明かしながら「正義を持って警察官を志したけれど、その正義が壊されてしまった背景があるというのを大切に演じさせていただきました。現場では吉野監督が声のトーンなど色々な演出を細かく施していただきました」と繊細な熱演を報告。北村匠海との初共演については「台本を読んで感じる以上に、北村さんを目の前にした時に『凄く怖い…』という気持ちが湧きました」と北村の役への没入感に目を見張りながら「普段は穏やかな方です」とフォローしていた。

絶望の中にいた紀子に救いの手を差し伸べる看護師・路子役の美保は、女優らしさを排除して自然体で臨んだそうで「割と生活に馴染んでいたと思います。ちゃぶ台もあったりして、私はちゃぶ台世代だから。ひっくり返しはしなかったけれど」などと笑わせて、吉岡から「色気がだだ漏れちゃっていました」と隠せぬ色香を褒められると「ありがと~!」と大喜びだった。

<おうち>で暮らす女性の一人、明るさの裏に傷を抱える繊細なしのぶ役の酒井は「劇中ではしのぶのバックボーンは一切描かれていませんが、撮影の前に監督からしのぶにまつわるプロフィールを頂いて、それを頼りにキャラクターを深めていきました」と述べた。
