一方、塩野は妻役の有村の熱演に驚愕。病院のベッドの上で昏睡状態で眠っている場面で、「有村さんが僕をバンバン叩くシーンがあるんですが…凄く痛かった」と告白し、「絶対にビクともしてはいけないので、思わず動いてしまわないように集中していました」と笑った。天野監督も、「私も見ていてびっくりしました。意外といくなと(笑)その激しさでチューブが抜けて機械の警告音が鳴っていた」と証言し、当の有村は「失礼しました…」と照れ笑いだった。

有村と南は初共演。その印象を問われた南は、「有村さんには柔らかい印象を持っていましたが、実際にお会いしてお話をしてみると、凄く凛としていらっしゃるというかカッコいいなと思って。ミステリアスというか、もっと知りたくなるような方でした」と述べて、天野監督も、「一見柔らかそうだけれど、その中には揺るがない部分がある。役作りに対する姿勢もそうで、座長として凄く立派。作品の事を本当に心から考えてくださっていた」と有村を大絶賛していた。他方、有村は南について、「沙良ちゃんは自分の言葉をいっぱい持っている方だと思います。それを明け透けにするのではなく、それを役に活かしているような感じがして。底知れない魅力がある。凄く奥ゆかしい役者さんです」と人となりを分析。南のフォトエッセイも読んだそうで、有村が、「沙良ちゃんの持っている言葉って素敵」などと感想を述べると、南は、「(フォトエッセイを)出して良かった~!」と声を弾ませていた。

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