パワースポットでの撮影で得られた癒しの力

─ 本作は奈良県宇陀市でロケ撮影されていましたが、お二人は、ロケ撮影が好きですか?

山下 大好きです! もともと旅行が好きで、海外も国内も一人でよく旅をしますが、観光地に行きたいというよりも、ローカルなその土地の文化に触れることが好きなんですよね。地元の人とお酒を飲んだりするのもすごく好き。なので、自分にとってはご褒美みたいな撮影でした。

 私も旅行が大好きなんですが、リオさんが海外にもガンガンひとりで旅行している話を聞いて、私もひとり旅で海外へ行き始めました。

あとロケ撮影だと、映画に出てくる人が住んでいる本当の町ですから、匂い、目に入ってくるもの、会う人など、行くことでわかる情報量の大きさをすごく感じます。

─ 確かにそうですよね

 旅好きの理由でもあるんですけど、自分の住んでいる場所から離れることで、一度鎧をおろせるような、素直な自分の気持ちに気づき直すことができるような感覚があるんです。フラットな感覚に戻れる感じもあって。

長時間かけてロケ地に向かうことが、お芝居をする感覚をプラスに動かしてくれるように思います。だからロケ撮影が大好きなんです。

─ 充実した撮影だったんですね。奈良県宇陀市で撮影して、新たな発見はありましたか?

山下 私は龍穴神社がお気に入りです。奈良まで自分の車で行ったんですが、撮影が終わった後、龍穴神社の奥宮(御神体・洞穴)も見てきました宇陀市そのものが癒しのパワーがある町だなと思っていまして、だから、この作品もほぐれていく気持ちを作り込まずにできたのかなと。撮影の1年後に、プライベートでも両親を連れて宇陀旅行をしました。

私は「宇陀タイム」って言っているんですが、そんな特別な時間が流れる場所だと思っていて、それがこの映画の絶妙な空気感と時間の流れ方になっていると思います。

 やっぱり自然が豊かですね。私は撮影合間にサイクリングをしました。薬草の町でもあるので、薬草のイベントをやっていて、古民家のような場所で、奈良のクリエイターの方たちが薬草で入浴剤作ったり、マッサージしていたり。地元の方がたくさん集まっていてにぎわっていました。地元愛が強く、地元でとれるものを大切にしていて、それがちゃんと巡っている感じがしました。私も薬草のマッサージを受けまして、とても癒されました。

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