映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』は、賀来とボイル監督が2024年に設立した制作会社「SIGNAL181」の第1弾作品となる。賀来は会社設立の経緯を次のように振り返り、「以前、僕が初めて企画した作品でデイヴと出会いました。その現場で『次はこういう作品をつくりたいね』『次はこういうのはどう?』とずっと話していたんです。デイヴとは趣味も合うんで、この関係が口約束だけで終わるのはもったいないなと思って。それで、カレー屋さんでデイヴに、ちょっとドキドキしながら『一緒に会社やらない?』って、まるでナンパみたいな感じで誘いました。そうしたらデイヴがふたつ返事で『やろう』と言ってくれて」その時点ではまだ新規プロジェクトの構想は何もなかったというが、とにかく勢いのままに「会社を設立した」という事実だけをまずSNSで発表することになった。「何の準備もなくとりあえず発表してしまったんですけど、そうしたら思いのほかネットが沸いちゃって。順番を完全に間違えてしまった。そこで『やばい、つくらなきゃ』ということになって。それで一番最初にできた作品がこの作品」と明かす。一方のボイル監督も「初めて一緒に仕事をした時に、半年以上現場を共にして、いわば『戦友』のような関係になれたと感じていました」と語る。「はっきり言って趣味も合いますし、好き嫌いもちょっと似ている。何より2人とも『長い打ち合わせ』が苦手。この人となら一緒に会社をやれるかなと思いました」と付け加えるなど、深い信頼関係をにじませた。また、会社名となる「SIGNAL181」の由来について賀来は、「シグナルは信号とか発信するという意味なんですけど、デイヴがアメリカ出身なので、アメリカの電話の頭につく国番号の“1”。日本が“81”ということで、アメリカと日本、ふたつの文化が掛け合わさって、外にシグナルを送っていこう、という。そういう思いつきです」と説明。すると穂志が感銘を受けた様子で「すてき!」と、惜しみない拍手を送るひと幕があった。
